なぜEDの人は勃起しないか、その理由とメカニズム

さて、 EDの人こそ知っておきたい、勃起が起こるメカニズム で勃起のメカニズムについて説明しました。勃起力をつけるには、このメカニズムに則って改善を行う理由があります。
勃起力が弱いのには、きちんと理由があるのです。以下でその理由を記載してみます。
テストステロン濃度が低い
大脳を興奮させ、ペニスにきちんと勃起指令を出すには、テストステロンが必要です。
しかしこのテストステロンは、年齢とともに減少していくことが知られています。加齢からくるテストステロン分泌の低下は、どんな人にも必ず起こることです。
男性の場合、通常は25歳をピークにしてテストステロンの分泌が減り、勃起力の低下が起こります。
テストステロンは、様々な生殖機能の働きを促します。テストステロンの分泌が低下してくると、勃起力の低下だけではなく、性欲そのものが低下します。
また副次的なものとして、射精をコントロールする射精閉鎖筋の機能も衰え、その結果早漏になる場合もあります。。
しかし、これから述べるように日頃の生活態度や食生活などに気をつけることで、テストステロンの減り具合を抑え、勃起力低下を遅くすることが可能です。また、テストステロンをサプリメントなどで外部から補ってやれば、再び勃起力がやってきます。
テストステロンに役立つサプリメントについてはこの記事を参照下さい。
ストレスのせいでテストステロンが減る
テストステロンは非常にストレスに弱いです。ストレスを受けると、テストステロンは分泌が弱くなり性欲減退、勃起力低下につながります。
睡眠不足のせいでテストステロンが減る
テストステロンは睡眠中に多く分泌されます。
仕事などで睡眠不足が続くと、テストステロン濃度が減って勃起しにくくなります。
筋肉・インナーマッスルが弱まっている
勃起を維持するにはインナーマッスルが必要です。特に、肛門周囲に存在する骨盤底筋やPC筋と言われるインナーマッスルは、ペニスから血液が戻らないようにしている筋肉です。
しかしながらこれらの筋肉は、デスクワークなど座り続ける生活をしていると、どんどんと弱まってきます。
また、運動不足によりテストステロンが少ない可能性もあります。
運動をするとテストステロン生成が活発になるという研究があります。ということは、運動をしないとテストステロンが生成されず、勃起がしにくくなる、ということになります。
食生活が良くない
テストステロンの原料はコレステロールなので、あまりに脂分をとらない生活を続けていると勃起しにくくなります。
また、健全な精子・精液生成を促すアルギニン・シトルリン・亜鉛などの成分が食生活で不足していると、勃起しにくくなりますね。
もちろん、その他の栄養も重要です。偏った食生活をしていると、勃起しにくくなります。
タバコや飲酒をする
喫煙をすると、体内のビタミンやミネラルなどが消費されなくなってしまいます。もちろん勃起には逆効果です。
飲酒もそうですね。弱めのアルコールは精神を落ち着かせ勃起に役立つこともありますが、深酒は逆効果です。
血行が悪い、血管が狭いなどの病気
陰茎周りの血管は太さ1mmで、非常に細くなっています。
血液がドロドロだったり、動脈硬化が進んでいたりすると、うまく血液が流れていかずに、EDとなります。
ちなみに、陰茎の血管は脳血管(2mm)より狭いので、「EDは脳梗塞の一歩手前」と言われることもあります。
血液検査の数値が悪くEDの方は、しっかりと病院で相談をしたほうが良いでしょう。
不安で勃起しないだけ
EDには心因性EDというものがあります。本来なら勃起するはずなのに、不安のために勃起しないのです。
このタイプのEDは、とにかく不安をなくすことです。抗不安薬を使うなど、なんらかの方法でゆっくり自信を取り戻せば勃起します。
では、どうすればいいか?
以上をまとめると、「ストレスをなくし、しっかりと寝て、運動をし、正しい食生活をする」ということになります。
とはいっても「それができたら簡単だよ!」という話ですよね。「ストレスをなくし、しっかりと寝て、運動をし、正しい食生活をする」ことが難しいからEDになっているわけで。。
ただし、「食生活」と「運動」に関しては攻略法があります。勃起に直結する栄養を摂り運動をすれば、勃起力アップまでショートカットできます。食生活を変えるのはなかなか難しいので、サプリメントで補うのです。
こちらの記事を読んでみて下さい。
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