レビュー「世界の下半身経済がわかる本」データで読み解くセックス産業の舞台裏
この本は、バカだけど最高に面白い本です笑
セックスに関する経済に興味がある人は、面白く読めるでしょう!
本当にアホだけど勉強になる本
「世界の下半身経済がわかる本 データで読み解くセックス産業の舞台裏」という本を読んでみました。
どんな本か一言で言うと、日本を含め世界のセックス産業について、真面目に語る!という本です。まさかこんな本があったとは。
書店で見つけ、一気に読んでしまいました。
世界のセックス産業
本の前半では、世界のセックス産業について真面目に語っています。各国における性風俗産業の説明や、それに関わる法律、経済規模、今度などについてです。
あくまで「経済本」のようで、特に読んでいても興奮する描写は無いのですが、「この国にはこんな面白いプレイができる風俗があるのか」などと、なかなか勉強になります。(私はタイに行きたくなりました)
ちなみに、説明がある国はこちらのとおり。かなり多いですね。。
- タイ
- フィリピン
- カンボジア
- 中国
- マカオ
- 北朝鮮
- インド
- メキシコ
- ブラジル
- ウクライナ
- ケニア
- ナイジェリア
- フランス
- オランダ
- スペイン
- ドイツ
- アメリカ
- 韓国
日本についても
後半は日本についてです。日本に関する記述はかなり細かく、解説する風俗のジャンルも多岐に渡ります。
- AV
- AV女優
- AV男優
- シニア向けAV
- 女性向けAV
- コンドーム
- ローション
- ラブドール
- アダルトショップ
- バイアグラ
- LGBT
- ニューハーフ
- ボーイズラブ
- ソープランド
- イメクラ
- デリヘル
- ピンサロ
- オナクラ
- ストリップ
- ラブホテル
- SMバー
- 回春エステ・M性感
- ちょんの間(飛田新地など)
- JKビジネス
- マミーポルノ
- 女性向け性感マッサージ
- アダルト系パーツモデル
- アダルトボイス
- 熟女キャバクラ
- 朝キャバ・昼キャバ
説明もとても経済的です。
私が感心?したのは、ソープランドの市場規模を、待ち行列理論のM/M/Sモデルを使って推定している記述です。まさか性風俗の本でこのような記述を見るとは思いませんでした。。。(驚き)
経済的な説明だけでなく、その産業に関する一般的な説明や、問題点、特徴などについても、かなり詳しく網羅されています。
性風俗について知りたい諸氏にとっても、役立つものと思います。
性風俗について知りたい人にオススメ
本は236ページと、かなり厚い本になっています。
本の中には図表やあまりなく、エロい写真も一切ありません笑 あくまで経済的な説明が主になっており、ほとんどが文章です。
それでも、このように性風俗に関して詳しく詳しく解説してくれる本はあまりなく、大変ためになる本だったと思います。
お値段も1,500円+税と、お手頃価格です。気になった方はぜひどうぞ!